駒澤大学旧図書館(禅文化歴史博物館?耕雲館)国の有形文化財登録決定記念式典が執り行われました
Date:2025.07.07
大学の取り組み?行事
7月1日(火)、駒沢キャンパスで駒澤大学旧図書館(禅文化歴史博物館?耕雲館)の国の「登録有形文化財(建造物)」登録決定記念式典が執り行われました。
同館は、令和7年3月21日に開催された国の文化審議会により、国の登録有形文化財(建造物)として登録するよう文部科学大臣に答申されました。この建物は、ライト風建築の第一人者である 菅原 榮蔵 の設計により、関東大震災後の復興建築として建設されました。昭和3(1928)年に二代目図書館として開館し、平成14(2002)年からは禅文化歴史博物館として一般公開されています。開館当時の什器類が今もそのまま使用されており、震災復興後の図書館としては大変希少な現存事例です。
この式典は、同館の文化財登録を記念するもので、永井 政之 導師のもと、仏式の記念法要が営まれました。
その後、村松 哲文 学長からの挨拶、代表者による焼香、ご来賓の紹介が行われ、最後に、小川 隆 館長より、関係者への謝辞ならびに同館を通じ大学が社会へ貢献し、さらなる発展を遂げていく展望が語られました。
式典後は中央講堂にて東洋大学名誉教授 内田 祥士 先生による第45回禅博セミナー「建設から営繕へ-駒澤大学 耕雲館?洋館...-」が行われ、107人の方にご参加いただき、建物を長期的に活用する営繕の必然性について講演が行われました。











